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Crowd Care (クラウドケア)

プレスリリース

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2025年03月27日

ビジネスケアラーの3人に2人が「働き方を変えた」、2割以上が「自身もしくは親族が退職した」と回答

- 仕事をしながら介護をした経験を持つビジネスケアラー391人に調査 -

ネットで簡単に頼める訪問介護・家事・生活支援サービス「Crowd Care(クラウドケア)」を運営する株式会社クラウドケア(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:小嶋潤一)は、20歳〜65歳の仕事をしながら介護をした経験を持つビジネスケアラー391名を対象に、仕事と介護に関する調査を実施いたしましたので報告いたします。

調査サマリー

仕事と介護に関する調査

調査概要

  • 調査テーマ:20歳〜65歳のビジネスケアラーに聞く、仕事と介護に関する調査
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査期間:2025年3月10日〜同年3月20日
  • 有効回答:20歳〜65歳の仕事をしながら介護をした経験を持つ方 391人

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪利用条件≫

  1. 情報の出典元として「株式会社クラウドケア」の名前を明記してください。
  2. ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

  URL:https://www.crowdcare.jp/

ビジネスケアラーが介護をする親族は、母親が最も多く57.3%

「あなたが介護をする親族について教えてください」(n=391人、複数回答)と質問したところ「母親」が57.3%、「父親」が36.1%という回答になりましました。

あなたが介護をする親族について教えてください

  • 母親:57.3%
  • 父親:36.1%
  • 祖父母:8.2%
  • 兄弟姉妹:5.9%
  • 配偶者:4.9%
  • その他:3.1%

ビジネスケアラーの65%以上が「通院の送り迎えや付き添い」を経験

「具体的な介護内容について当てはまるものを全て教えてください」(n=391人、複数回答)と質問したところ「通院の送り迎えや付き添い」が65.7%と最も多くなりました。

具体的な介護内容について当てはまるものを全て教えてください

  • 通院の送り迎えや付き添い:65.7%
  • 日常生活のサポート(買い物、服薬管理など):61.9%
  • 食事の準備や食事介助:47.8%
  • 掃除や洗濯などの家事サポート:41.4%
  • 入浴やトイレ介助:22.5%
  • その他:3.8%

ビジネスケアラーの60%以上が「介護が必要になり離職について考えた」           

「介護が必要になり離職について考えましたか」(n=391人、単一回答)と質問したところ「強く考えた」が29.4%、「多少考えた」が32.5%という回答になりました。

介護が必要になり離職について考えましたか

  • 強く考えた:29.4%
  • 多少考えた:32.5%
  • 考えていない:38.1%

ビジネスケアラーの3人に2人が「介護が必要になり働き方を変えた」

「介護が必要になり、働き方に変化(勤務時間の変更や転職など)はありましたか」(n=391人、単一回答)と質問したところ「はい(自分の働き方を変えた)」が46.6%、「はい(配偶者・兄弟姉妹など家族が働き方を変えた)」が11.8%、「はい(自分も家族も働き方を変えた)」が7.9%という回答になりました。

介護が必要になり、働き方に変化(勤務時間の変更や転職など)はありましたか

  • はい(自分の働き方を変えた):46.6%
  • はい(配偶者・兄弟姉妹など家族が働き方を変えた):11.8%
  • はい(自分も家族も働き方を変えた):7.9%
  • いいえ:33.8%

働き方を変えたビジネスケアラーの20%以上が「離職(新しい仕事に就いていない)」を選択

「「はい」と回答した方へ、具体的な働き方の変化を教えてください。」(n=259人、複数回答)と質問したところ「離職した(新しい仕事に就いていない)」が20.46%という回答になりました。

「はい」と回答した方へ、具体的な働き方の変化を教えてください。

  • 同じ勤務先で業務量を減らした(給料減額):23.1%
  • 転職をした:21.2%
  • 離職した(新しい仕事に就いていない):20.5%
  • 同じ勤務先でフルタイム勤務からパート勤務に変更した:17.8%
  • 同じ勤務先で職場勤務から在宅勤務に変更した:10.4%
  • 同じ勤務先で所属する部署やチームを異動した:8.1%
  • 同じ勤務先で役職を降格した:4.6%
  • その他:6.6%

働く会社に介護に関する福利厚生や支援制度があるが「十分とは感じない」が44.5%

「あなたが働く会社に介護に関する福利厚生や支援制度はありますか。また十分だと思いますか」(n=391人、単一回答)と質問したところ「制度はあるが、十分とは感じない」が44.5%と最も多くなりました。

あなたが働く会社に介護に関する福利厚生や支援制度はありますか。また十分だと思いますか

  • 制度があり、十分だと感じる:13.6%
  • 制度はあるが、十分とは感じない:44.5%
  • 制度はない:29.2%
  • 制度があるか知らない:12.8%

職場に介護をしていると伝えている方は68.5%で、30%以上が職場に伝えていない

「介護をしながら仕事をしていることを職場に伝えていますか」(n=391人、単一回答)と質問したところ「伝えている」が68.5%という回答になりました。

介護をしながら仕事をしていることを職場に伝えていますか

  • 伝えている:68.5%
  • 伝えていない:31.5%

ビジネスケアラーの37%が「土日に公的介護保険サービスを利用できなかった」

「「土日」の公的介護保険サービス利用について教えてください」(n=391人、単一回答)と質問したところ「土日に利用したいが、地域に事業所がなく、または人手不足で利用できなかったことがある」が37.08%という回答になりました。

「土日」の公的介護保険サービス利用について教えてください

  • 土日に利用したいが、地域に事業所がなく、または人手不足で利用できなかったことがある:37.1%
  • 問題なく土日も公的介護保険サービスを利用できている:21.5%
  • 土日は利用を必要としていない:41.4%

技能実習生の訪問介護従事について74%が「期待している」                

「介護サービスを支える人材不足が課題とされる中、2025年4月からは外国人技能実習生が訪問介護に従事できるようになります。このことについて、どのように感じますか?最も当てはまるものを教えてください」(n=391人、単一回答)と質問したところ「期待しているし、制度の拡充も必要だと感じる」が38.1%、「期待しているが、制度に課題があると感じる」が36.06%という回答になりました。

介護サービスを支える人材不足が課題とされる中、2025年4月からは外国人技能実習生が訪問介護に従事できるようになります。このことについて、どのように感じますか?最も当てはまるものを教えてください

  • 期待しているし、制度の拡充も必要だと感じる:38.1%
  • 期待しているが、制度に課題があると感じる:36.1%
  • 不安を感じる:25.9%

技能実習生の訪問介護従事に不安を感じる方の約半数が「親族が受けいれてくれるかを懸念」

「不安に感じると答えた方へ、その内容について最も当てはまるものを教えてください」(n=101人、単一回答)と質問したところ「介護サービスをうける親族が受けいれてくれるか懸念がある」が48.5%という回答になりました。

不安に感じると答えた方へ、その内容について最も当てはまるものを教えてください

  • 介護事業所の技能実習生の受け入れ体制について:11.9%
  • 技能実習生の介護スキル:13.9%
  • 技能実習生のコミュニケーションスキル(日本語能力など):18.8%
  • 介護サービスをうける親族が受けいれてくれるか懸念がある:48.5%
  • その他:6.9%

株式会社クラウドケア代表取締役CEO 小嶋 潤一コメント

株式会社クラウドケア代表取締役CEO小嶋潤一

今回の調査結果からも分かるように、仕事をしながら介護をするビジネスケアラーの3人に2人が「働き方を変えた」と回答し、そのうち2割以上が離職を選択しています。これは、介護と仕事の両立がいかに難しいかを示しています。
また、公的介護保険サービスが土日に利用できないケースや、企業の介護支援制度が十分ではないと感じている人が多いことも明らかになりました。介護によるキャリアの中断を防ぐためには、企業の支援拡充はもちろんのこと、公的サービスだけに頼らない柔軟な介護支援の選択肢が求められています。
クラウドケアでは、必要なときに必要なだけ利用できる訪問介護・生活支援サービスを提供し、ビジネスケアラーが仕事を続けながら大切な家族の介護を行える環境づくりを支援していきます。

株式会社クラウドケアについて                       

シェアリングエコノミー型(クラウドソーシング)の訪問介護・家事・生活支援マッチングプラットフォーム「Crowd Care(クラウドケア)」を開発・運営しています。クラウドケアは「ケアを通して、多くの人々を幸せにする。」をミッションに、2016年の創業から、介護保険制度では補えない介護ニーズとヘルパーをマッチングし、介護保険外の訪問介護・家事・生活支援サービスを提供してきました。スキルシェア形式の介護保険外サービスのパイオニアです。

ネットで介護を頼める訪問介護・家事・生活支援サービス「Crowd Care」とは

「Crowd Care」は、シェアリングエコノミー型(クラウドソーシング)の訪問介護・家事・生活支援マッチングプラットフォーム。依頼ごとにヘルパーをマッチングして、介護スキルを持つ貴重な人材をシェアしていく仕組みです。シェアリングエコノミーの仕組みとテクノロジーを活用することで、依頼者は介護保険外の自費訪問介護ヘルパーサービスを低価格でご利用いただけます。また、介護職として働いている方はもちろん、介護の仕事から離れてブランクがある方、未経験の方も、隙間時間を使って自分のスキルや都合に合わせてヘルパーとして働くことが可能です。

※シェアリングエコノミーとは、個人が保有するスキル・モノなどを必要な人に提供・共有するほか、インターネットを介して個人間で取引する、新しい形態のサービスを指します。

取扱サービス

  • 訪問介護・家事・生活支援サービス:1時間あたり2,750円~3,300円(税込/交通費別)
  • 買物お助けサービス(買物代行):1ヶ所あたり550円(税込/交通費別)
  • 自費訪問リハビリサービス:お試し1回60分10,780円〜(税込/交通費別)
  • オーダーメイドサービス:都度お見積り
介護サービスの当たり前を変えた、ネットで介護を頼める訪問介護マッチングサービス「Crowd Care」が生まれた理由

https://prtimes.jp/story/detail/ErQgowsXvLB

会社概要

商号  : 株式会社クラウドケア
代表者 : 代表取締役CEO 小嶋 潤一
所在地 : 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-19-14 COERU渋谷道玄坂9階
事業内容: 訪問介護・家事・生活支援マッチングプラットフォーム「Crowd Care」の開発・運営
設立日 : 2016年8月2日
資本金 : 1億6,909万円(資本準備金含む)
URL   : https://www.crowdcare.jp/

 

 

サービスご提供地域

東京都近郊
(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の一部の地域)で
サービスを提供しています。※離島除く

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