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5人の子育てと仕事の両立。でも毎日が楽しくって、介護の仕事を続けています【介護保険外の自費サービス ヘルパーインタビュー③】

こんにちは、けあむすび編集部です。

今回は、介護保険外サービス「Crowd Care(クラウドケア)」で、ヘルパーとして活躍をする岡野さんにインタビューを行いました。

5人のお子さんを育てながら、クラウドケアでヘルパーに応募したきっかけや、働きがいなどをお聞きしました。

5人の子育てと仕事の両立。 でも毎日が楽しくって、介護の仕事を続けています  【介護保険外の自費サービス ヘルパーインタビュー③】

5人の子育てと仕事の両立。 でも毎日が楽しくって、介護の仕事を続けています 【介護保険外の自費サービス ヘルパーインタビュー③】

▼前回のヘルパーインタビューはコチラ▼

5人の子どもを育てながら、自分に合った働き方を実現

 

ーー岡野さんについて教えてください。

 

私は5人の子どもを育てながら、クラウドケアで介護保険外サービスのヘルパーをしています。いちばん上は中学生で、下の子は4歳です。

私は、もともと看護助手として病院で働いていたんですが、4人目の子どもを妊娠したときに、子育てとの両立が難しく、一度仕事を離れました。
でも、やっぱり “人の役に立つ仕事” がしたくて。

最初は、特別養護老人ホーム(特養)で働いていたんですが、決まった環境の中で毎日同じ仕事をする辛さがありました。
そこで、仕事の幅を広げるために、介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)の資格を取得しました。資格取得後、より柔軟に自分のペースで働ける仕事を探していたところ、研修で知り合った方から、クラウドケアの存在を教えてもらいました。

施設介護と違い、介護保険外の訪問介護なら、いろんな利用者さんと関われて、働き方の自由度も高い。
「これは私にぴったりかも!」と思い、すぐに応募しました。

5人のお子さんを育てながら、クラウドケアでヘルパーとして働く岡野さん

5人のお子さんを育てながら、クラウドケアでヘルパーとして働く岡野さん

 

――クラウドケア以外でも、なにか仕事をしていますか?

 

はい。今は、クラウドケアでヘルパーをしながら、近所にある、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住) でも夜勤の仕事をしています。
サ高住では、利用者さんの見守りやちょっとした生活サポートを担当しています。


サ高住は、特養や老人ホームとは違って、比較的自立した生活を送っている高齢者の方が多いので、身体的な介助よりも、夜間の見守りや、ちょっとした声かけが中心ですね。
でも、夜勤中に「夜は誰かがいてくれると安心するわ」と言われると、すごくやりがいを感じます。

クラウドケアの仕事と、サ高住での夜勤を組み合わせることで、時間をうまく調整しながら働けるので、子育てとも両立しやすいです。

どちらの仕事もそれぞれの良さがあるので、今の働き方は自分にとってベストだなと思っています!

夜勤をしてるなんて言うと、周りにはものすごく驚かれますが(笑)

母の頑張る姿を見て、子どもたちも自分の夢や目標に向かって頑張ってくれたら

 

ーーさまざまな環境で、介護に携わっている岡野さんですが、働き手としてクラウドケアの良いところはどんなところでしょうか。

 

いちばんの魅力は、「自分がやりたい介護を実践できること」ですね。

施設では、「こうしてください」という決まりがあって、やりたくてもできないことがあるんです。
でも、クラウドケアでは、利用者さんの希望に沿った介護ができます。
「こうしたらもっと快適に過ごせるかも?」と思ったことをすぐに提案できるのは、介護保険外サービスならではの良さですね。それで利用者さんが喜んでもらえたら、こんなに嬉しいことってないです。

あとは、働き方の自由度が高いのも魅力です。先ほどもお話ししましたが、私はクラウドケア以外にも、他の介護施設で夜勤もしています。
子どもが5人いるので、フルタイムの仕事が難しいんですけど、スキマ時間を活用して効率よく働けるのが本当に助かっています。

子育てしながら夜勤をしてるなんて言うと、周りにはものすごく驚かれます、と笑う岡野さん

子育てしながら夜勤をしてるなんて言うと周りにはものすごく驚かれます、と笑う岡野さん

ーーいろいろな働き方をされて、なにか変わったことがありますか。

 

介護の仕事を通じて、自分の考え方や価値観もすごく変わりました。自分自身の悩みや不安も小さく感じるようになったんです。
以前は、「子育て大変だな」「毎日忙しいな」って思っていたけど、利用者さんの中には、戦争など、もっと大変な時代を生き抜いてきた方がいらっしゃいます。

そんな貴重なお話しを直接聞いているうちに、ああ、なんて自分の悩みはちっぽけなんだと、感じるようになったんです。
そもそも、毎日が忙しくて、悩んでいる暇なんてないじゃん!と(笑)
子育てと仕事の両立は正直、大変です。子どもたちに、お母さんがいなくて寂しいという思いは持ってほしくない。
だから、 “お母さん、頑張っているから、みんなも頑張ろうね!” と伝えています。
今、うちの子どもたちは、スポーツに打ち込んでいて、一生懸命頑張っています。
私がいきいきと働くことで、子どもたちも自分の夢や目標に向かって努力をしてくれたら、こんな幸せなことってないですよね。

母の頑張る姿を見て、子どもたちも自分の夢や目標に向かって頑張ってほしい、と話す岡野さん

母の頑張る姿を見て、子どもたちも自分の夢や目標に向かって頑張ってほしい、と話す岡野さん

介護は、「誰かの人生を支え、喜ばれる仕事」

ーークラウドケアでの仕事をする中で、印象に残っていることがありますか。

 

クラウドケアの利用者さんは、お困りごとがあって、サービスを選んで申し込んでいる方が多いので、訪問すると、「来てくれてありがとう!」とすごく感謝されるんです。
介護の仕事って、時には大変なこともあるけれど、やっぱりこうやって直接感謝されると、この仕事が好きだって思います。

日々、子育ての生活の中だけにいると、感謝されることって、ないんですよね(笑)
お母さんとして、やって当たり前の環境ですから。

でも、「あなたの顔を見ると元気が出るのよ」と言ってもらえると、そのひとことだけで本当に嬉しい。

また、ある利用者のご家族の方とお話ししていたときです。
介護に疲れ、「正直、もうどうしていいか分からないんです」とぽろっとこぼされました。
そのとき私は、「ご家族のためにすごく頑張っていらっしゃるのが伝わります。でも、一人で抱え込まずに、頼れるところは頼ってくださいね」とお伝えしました。
すると、涙を浮かべながら「こうやって話を聞いてくれるだけでも、気持ちが楽になります」と言ってくださったんです。

介護って、ご家族の負担も大きいんですよね。
だから、ヘルパーとして “できることをする” だけじゃなく、お話を聞いたり、気持ちを軽くすることも大切なんだと、改めて感じた出来事でした。

 

ーー貴重なお話しを、ありがとうございました。最後に、介護ヘルパーの仕事を検討されている方へ、メッセージをお願いします。


介護の仕事って、「大変」「きつい」っていうイメージが強いと思うんです。
でも、実際にやってみると、大変なこと以上にずっと、あたたかくて、楽しい!って思う瞬間がたくさんあるんです。
特に、クラウドケアは、利用者さん一人ひとりと向き合える仕事です。
利用者さんと会話をするだけで「あなたと話していると元気になるわ」と言われたり、生活のサポートをすることで「こんな風にお手伝いしてくれる人がいて嬉しい」と喜ばれたり。
自分の存在が、人の役に立っていることを実感できます。

私は5人の子どもを育てながら、夜勤もしながら、働いています。
それでも続けられるのは、たくさんの人と関われるこの仕事が好きだし、やりがいを感じるから。
介護は決して「つらい仕事」ではなく、「誰かの人生を支え、喜ばれる仕事」です。
ぜひ、多くの方に知っていただきたいです。

仕事にやりがいを感じることで、毎日を笑顔で過ごすことができる

岡野さんのお話を聞いて、介護の仕事に対する印象が変わった方も多いのではないでしょうか。

介護は、「利用者さんとのつながりを実感できる仕事」。そして、クラウドケアなら、自分のライフスタイルに合わせて柔軟に働くことができます。

「介護の仕事をやってみたい」「働き方を自由に選びたい」「人と関わる仕事が好き」。
そんな方は、ぜひクラウドケアで新しい一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
岡野さんのように、「楽しい!」「やりがいがある」と思える働き方が、ここにはあります。

明るく前向きな岡野さんにインタビューをさせていただき、私自身もたくさんの笑顔とパワーをいただいた素敵な時間でした。これからの岡野さんのご活躍を応援しています。

今回は、5人のお子さんを育てながら、介護の仕事を行う岡野さんのインタビューをお届けいたしました。

(聞き手:けあむすび編集部 亀割)

 

▼前回のヘルパーインタビューはコチラ▼